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MR失敗談A 〜名詞ブーメラン〜
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私が製薬会社の研修部で新入社員に研修をしていた頃、新入社員から、医者に名詞を破られたことありますか?』と何度か聞かれたことがある。

実際に、名詞を破られたMRの話は噂の噂では聞いたことがあるが身の回りにはいなかった。

しかし、私は名詞を捨てられた経験はある。

まだ入社2年目で怖いもの知らずのイケイケの頃である。新製品のPR許可を得ようとして薬局長室にアポなしで飛び込んでいったのだ。

今思えば薬局長は大変疲れていたと思うが、私はそれにかまわずPR許可のための話をし始めたのである。

しばらくすると、薬局長は急に私の存在に気がついたかのように動き出し、私の名詞をまじまじと見つめ出した。

そして、名詞を投げ捨てたのである。

(ヒュル ヒュル ヒュル ヒュル〜〜〜〜)

まるでブーメランのようだった。。


そして一言、『帰っていいよ』


感情の起伏が激しい薬局長だということは、引継ぎ等で聞かされていた話であったが、当時の私はとにかく『当たって砕けろ』というゼロ戦のような精神で営業活動をしていたので、このようなことになってしまったのだろう。

営業は、相手の立場や状況を考えた上で行動するということを痛感した体験談だ。

『賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ』

皆も失敗は人から学んで欲しい。

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