MR及び製薬会社の仕事の実態とは...

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薬を新規に採用してもらうのは大変な仕事だ。

ピカ新と呼ばれるまったく新しい作用で効果も期待されているような薬剤ならともなく、普通の薬を採用させるのは一苦労だ。

高血圧や高脂血症、胃薬などはすでに飽和状態だ。

ほとんど同じような効果にもかかわらず、人には投与しないような大量の薬を動物実験で示し、多剤と差別化をしていく。

ほんの少し活性酸素を抑えようなものなら、若返りの作用、アンチエイジングの作用があるとまでPRするMRもいる。


開業医であれば、直接医者に採用依頼をする。
この場合、MS(卸の営業)と同行するのが望ましい。

MSは薬を納品するために毎日医者に顔を出しているから、通常はMRより医者との関係は強いからだ。
そのため、開業医を攻略する際には、MSと上手く攻略していくことが効果的だ。


一方、病院での採用はMRの腕の見せ所だ。

多くの場合、薬剤の採用は薬局長に委ねられているので、第一関門としては、採用させたい薬を病院内でPRしてよいかの許可をとる必要がある。

薬局長は薬のプロであり、在庫管理等を仕切っているので、なかなかPR許可はくれないケースが多い。

そのため、どうしてその薬を採用する必要があるのか、他の薬と何処が違うのかを徹底的に示していかなければならない。

実はこの第一関門が最も難関箇所でありPR許可をゲットしたら、仕事の7〜8割は終わったと思っていいだろう。


第2の関門はその薬を使いたいという医者を見つけ、薬事審議会(通称薬審)に申請をしてもらう必要がある。

これは大変なように感じるかもしれないが、すでに薬局長からPR許可をもらっているので、医者も”それならいいか”と気楽に申請してくれるケースが多いのだ。

楽な病院の場合は、薬剤採用申請書なるものに、そういったことを記載すればよい。これは当然MRが記入することになる。


以上、薬剤の採用方法は開業医と病院とでは採用の方法が異なるのだ。


基本セット
・日ごろの宣伝活動
・ランチョン説明会の実施(昼食をとりながらの説明会。通常2000円〜3000円の弁当を手配し、MRは15分程度の薬の説明をする)。
・接待を兼ねた説明会の実施(接待前に15分程度薬の説明する場合と、説明する時間は取らずに接待をしながら薬の話をちりばめて行う場合がある)。


応用セット
・学会などに同行し、地方の名産物などで接待する。
・国内でダメなら海外の学会だってある。

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